WiMAXと格安SIMカードどちらを選ぶ?1GBで980円なら
LTE・3Gを利用できる格安SIMカードなら、月々1GBの通信料が980から利用できるプランなど、MVNOの
様々なプランが登場してきています。WiMAXも1980円で容量無制限を考えると、格安SIMカードでなくても
よい気もするのですが、契約期間の縛りがないなど、お試しもできる自由度は魅力的です。
そこで、格安SIMデータを展開する、MVNOプロバイダーの仕様を比較してみましょう。
一般ユーザー向けには、NTTドコモの通信回線をMVNOプロバイダーが借りて、安価に提供してくれるものです。
LTEのフルスピードが利用できたり、データ通信容量の制限を追加料金で解除できたり、普通のスマホに近い通信の利用が可能になります。
基本は通信だけなのですが、中には通話ができるスマホ電話SIMまで登場してきています。
ただし、スマホはSIMフリーの端末を自分で準備する必要がありますから、利用していないスマホや白ロムを購入してきたりする必要はあります。
スマホ電話SIMなら、MNPも利用できる場合がありますから、劇的に安価になる可能性も・・。
携帯各社と契約すると、登録者情報などが記載されたSIMカードが提供されます。そのSIMカードをスマホなどに挿入することで通信ができるようになります。
このSIMカードに格安SIMMVNOプロバイダーの情報を書き入れて利用することになります。
利用するスマホで大きさが変わってきています。一番小さいnanoSIMにしておけば、アダプターを介して大きいものに利用できるので、可能であればnanoSIMを選択したおきたいですね。
ラクーポンWiMAX(シェアリーWiMAX)を利用しているわたしとしては、
- 通話のみ契約(983円)+WiMAX(1980円)
で良い気もするのですが、
モバイルルーターを持って歩きたくない人、通信はメールくらいしか利用しないという方にとっては、格安SIMカードは
利用価値が高そうですね。
格安SIMカードのMVNOプロバイダー比較表
MVNO |
OCN モバイル ONE |
IIJ/IIJmio |
日本通信 b-mobile |
BIGLOBE LTE・3G |
BB.excite モバイル LTE |
楽天ブロード バンドLTE |
---|---|---|---|---|---|---|
対応SIM |
標準,micro, nano |
標準,micro, nano |
標準,micro, nano |
標準,micro |
標準,micro, nano |
標準,micro, nano (エントリー、 ライトプラン除) |
初期費用 |
3150円 |
3150円 |
3150円 |
3150円 |
3675円 |
4200円 |
最低利用 期間 |
なし |
なし |
なし |
なし |
2ヶ月 |
なし |
プラン 変更 |
可 |
可 |
可 |
可 スタンダート プランから 下へは不可 |
可 |
不可 |
日30MB |
980円 |
|
|
|
|
|
月300MB |
|
|
|
|
|
エントリー プラン 875円 |
月500MB |
|
ミニマム スタートプラン 945円 |
|
|
LTE500MB コース 892円 |
エントリー プラスプラン 945円 |
月1GB |
1GB毎月 1280円 |
|
月額定額 1GB 1980円 |
エントリー プラン 980円 |
LTE1GB コース 2415円 |
ライトプラン (1.2G) 1500円 |
月2GB |
2GB毎月 1780円 |
ライトスタートプラン 1974円 |
月額定額 2GB 2980円 |
ライトSプラン 1580円 |
LTE2GB コース 2940円 |
ライトプラス プラン 1960円 |
月7GB |
|
|
|
スタンダード プラン 3980円 |
|
|
制限時の通信速度 |
200kbps |
200kbps |
150kbps |
128kbps |
200kbps |
250kbps ライト, ライトプラス100kbps それ以外 |
速度制限 解除 オプション |
500MB: 525円 (2GBのみ) |
100MB: 315円 |
100MB: 525円500MB: 1800円 |
100MB: 315円 |
100MB: 420円 200MB: 735円 |
100MB: 525円 (エントリー、 ライトプラン のみ) |
速度切替 |
不可 |
可(アプリ) |
可(アプリ) |
不可 |
可 (ウエブ上) |
不可 |
無料Wi-Fi スポット |
不可 |
不可 BIC SIM可 |
不可 |
可 |
不可 |
不可 |
WiMAXプロバイダーによっては、3ヶ月プラン、半年プラン、もしくは1日からのレンタルなどはあります。
が、格安SIMは基本的に縛りがないと考えて良いと思いますし、あっても2ヶ月程度です。
従って、とっても利用しやすいのですが、初期費用は発生しますから、やはり2,3ヶ月は使いたくなりそう。
各MVNOプロバイダーによって、種々プランがありますが、値差が小さいことを考えると1GBのBIGLOBEが、良さそう。
その分、容量制限時の通信速度は遅くなっていますが、メール程度ならそれほど影響はないと思います。
10年以上前に、128kbps無制限で利用していましたが、ウエブ閲覧などは耐えられませんから、メールくらいだけに
して、メールは文字だけ表示にした方が良いと思います。
OCN モバイルONEには、日30MBとこの表には記載していませんが、日60MBのプランがあります。
- 日30MBは、月に換算すると ⇒ 30MB?30日=900MB
- 月60MBは、月に換算すると ⇒ 60MB?30日=1.8GB
それぞれ、月1GB、2GBプランと比較すると、割高のような感じも受けてしまいますが、
- 連続で一気に速い速度が欲しい。制限に掛かかると月末までは辛抱する。
- 毎日制限に掛かってもイライラしても、翌日には制限解除できる。
の選択になりそうですね。
速度制限解除しても、それほど通信容量は増えませんし、プラン変更は可のMVNOプロバイダーが多いですから、
プラン変更した方がベターだと思います。
無料のWi-Fiスポットが使えるブロバイダーは、BIGLOBEです。
どうして、WiMAXで利用できないのかは不明ですが、格安SIMプランには開放しています。
なお、IIJ/IIJmioはビックカメラで店頭販売さいている、BIC SIMでは、無料Wi-Fiスポットが利用できるようですから、
そちらを選択した方がよさそうです。